研究を進めていて、相談できる相手がいない。指導教員には聞きづらい。統計や英語論文の壁で止まっている。――こうした場面で、所属機関の外にいて、研究の進め方を継続的に相談できる相手が研究メンターです。当社は博士(医学)の代表が専属で、研究計画から学位論文・学術論文の発表まで伴走します。
研究メンターとは
研究メンターは、指導教員の代わりではありません。学位を授与するのも、学位論文を審査するのも大学です。研究の方向を決めるのも、論文を書くのもご本人です。
その前提の上で、研究を進めるうえで必要になる汎用の技能を、外から補う役割を担います。文献の探し方、研究デザインの詰め方、統計手法の選択と出力の読み方、論文の構成、投稿誌の選定と査読への対応。これらは分野を越えて通用する技能で、誰から学んでも答えが大きく変わりません。だからこそ、外に出しても指導の主体は動きません。
研究と執筆の主体は、あくまでご本人です。当社は指導・助言・校閲を通じてその歩みを支え、著者資格(オーサーシップ)に関わる代筆は行いません。共著者にもなりません。
何を担当し、何を担当しないか
担当します
- 研究の問いの整理・研究計画の構築
- 先行研究の調査方法の指導
- 研究デザインの検討
- 倫理審査(IRB)書類の作成支援
- 解析手法の選定・統計解析の指導
- 論文の構成・執筆指導・校閲
- 図表作成のアドバイス
- 投稿誌の検討・査読対応の支援
- ゼミ・学会発表の対策
- 研究スケジュールの管理
- 科研費など研究費申請書の査読・添削
担当しません
- 論文・申請書の代筆
- 共著者になること
- 学位審査への関与
- 指導教員の役割を代わること
- 採択・掲載・学位取得の保証
※「担当しません」の各項目は、お引き受けできないというより、外部が担ってはいけない領域だと考えています。理由は研究公正の方針に記載しています。
どのような方が使われているか
大学院で学位を目指す方
- 働きながら修士・博士課程に在籍している
- 研究計画が固まらないまま時間が過ぎている
- 統計や英語論文で手が止まっている
- 満期退学のあと、論文が止まっている
大学教員・研究者の方
- 科研費の申請書を第三者に読んでほしい
- 論文の投稿・査読対応で相談相手がほしい
- 受け持つ院生が多く、技能面を分担したい
臨床で研究に取り組む方
- 院内の研究担当になったが、進め方が分からない
- 学会発表を論文にしたい
- 身近に統計を相談できる人がいない
これから進学を考えている方
- 出願前に、研究の問いを整理しておきたい
- 研究計画書の書き方が分からない
- 指導教員への連絡の仕方に迷っている
研究の流れのどこからでも
問いの整理→研究計画→倫理審査(IRB)→データ取得→解析→執筆→投稿→査読対応
途中からのご相談がほとんどです。止まっている箇所を伺うところから始めます。
指導教員がいるのに、なぜ外部のメンターなのか
大学院の研究指導では、一人の教員が研究デザインから統計、英語、投稿、さらに進路の相談までを担うことが標準とされています。共同研究であれば統計に強い人、英語論文に慣れた人が分業するのが当たり前なのに、指導では同じ範囲を一人で見る前提になっている。
これは個々の教員の力量の問題ではなく、前提の設計の問題です。この構造については社会人大学院生の1年目が消える構造で詳しく書きました。
外部のメンターが機能する条件は、ひとつだけです。隠さないこと。誰が何を担当しているかが、ご本人・指導教員・当社の三者に見えていれば、分業は普通の協働として機能します。見えていないと、指導の外側で研究の方向が動いているように見えてしまい、そこから関係が壊れます。当社は、指導教員への開示を前提にお引き受けしています。
外部の研究支援を選ぶ、5つの基準
研究支援を掲げる事業者のなかには、実態の見えない代行――いわゆるゴーストライティング――を引き受けるところもあります。それは研究公正を損ない、最終的にはご本人のキャリアを危うくします。当社に限らず、外部の支援を検討されるときは次の5点を確かめてください。
- 「執筆の主体はあなた」と明言しているか(代筆を引き受けていないか)
- 研究倫理・研究公正の方針を、文書で公開しているか
- 誰が支援するのか――担当者の専門性と研究業績が見えるか
- 大学の指導や学位審査を「置き換えない」と明言しているか
- 「採択保証」「掲載保証」を謳っていないか(成果の保証は、構造的に不誠実です)
当社がこの5点をどう満たしているかは、そのまま照合していただけます。研究公正の方針は公開ページに、担当者の専門性と業績は下記に、成果を保証しないことは年間メンター契約の注意事項に明記しています。この基準を立てた考え方は、研究指導の民主化はできるか?に書いています。
担当する人
| 担当 | 株式会社コノラボ 代表取締役 小野 純也 |
|---|---|
| 学位・資格 | 博士(医学)/認定心理士/認定臨床化学者 |
| 研究歴 | 製薬企業の研究者として約20年。査読付き論文の執筆・投稿を継続 |
| 学術活動 | PLOS ONE Academic Editor/日本学術評価協議会(J-ARC)代表/Academic Parity Movement International Advisory Board Member |
| 対応領域 | 医学・看護学・歯学・保健学を中心に、実証研究全般。質的研究・量的研究のいずれも |
| 体制 | 代表が専属で直接担当します。外注・再委託は行いません |
※統計解析は SPSS/Amos/R/Python/Excel、文献管理は EndNote に対応しています。普段お使いのソフトに合わせてご指導します。
進め方とご料金
継続的に伴走する年間メンター契約のほか、申請書1件・論文1報といった単発のご依頼も承っています。どちらが適しているかは、現在の状況を伺ってからご提案します。
| 年間メンター契約 | 専属メンターとして12ヶ月伴走します。週1回のオンライン面談と随時のチャット相談。詳細はこちら |
|---|---|
| 単発のご依頼 | 科研費申請書の査読・添削、論文の校閲、統計解析の指導など。料金のご案内 |
| 英語論文 | 英文校正・和文英訳・英語投稿の支援。詳細はこちら |
| 伴走支援プログラム | 支援の設計とお申し込みはこちら |
※クレジットカード払い・分割払い、公費(科研費などの研究費)でのお支払いにも対応しています。見積書・請求書など必要書類の発行も承ります。
読みものとして
研究の進め方について、当社が実際に判断基準として使っている考え方を公開しています。ご依頼をお考えでない方も、参考にしていただければと思います。
よくあるご質問
| 指導教員に伝える必要がありますか | お伝えいただくことを前提にしています。隠したまま続く関係は、ご本人にとって最も不利になります。伝え方に迷われる場合は、その相談から承ります。 |
|---|---|
| 分野が違っても大丈夫ですか | 研究デザイン、統計、論文の構成といった汎用の技能は分野を越えて通用します。ただし分野固有の知識が判断の中心になる場合は、その旨をお伝えし、お引き受けを見送ることがあります。 |
| 途中から相談できますか | 途中からのご相談がほとんどです。データを取り終えてから、投稿を断られてから、というご相談も承っています。 |
| 代筆はお願いできますか | お引き受けしていません。研究と執筆の主体はご本人であり、この線を越える支援は結果的にご本人のキャリアを損ないます。 |
| 公費で支払えますか | 科研費などの研究費でのお支払いに対応しています。見積書・請求書・納品書などの発行も承ります。 |
※そのほかのご質問はよくあるご質問をご覧ください。
注意事項
ご希望の投稿先への論文採択や学位取得など、当社は成果を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。また、ご相談内容によっては、専門外であることを理由にお引き受けを見送る場合があります。
まずは、無料相談から。
ご契約を前提としないご相談・お見積もりも歓迎です。いまどこで止まっているのかをお聞かせいただければ、進め方をご提案します。
ご相談内容を、ご本人の承諾なく第三者に開示することはありません。