総合型選抜で強みになるのは、立派な成果よりも、自分の言葉で語れる探究です。コノラボの探究アカデミーは、中高生の探究を、博士(医学)の研究者がオンラインで個別に伴走するサービスです。
独自のアプリ「問いラボ by コノラボ」を使い、問いを立て、文献で調べ、データで確かめるところまでを、「分かる」「出来る」を積み重ねながら進めます。この記事では、探究が総合型選抜でどう生きるのか、そしてコノラボがどのように伴走するのかを紹介します。

総合型選抜で、探究のどこが見られるのか
総合型選抜は、書類や面接、小論文、プレゼンテーションなどを組み合わせて、受験生を多面的に評価する入試です。探究学習の成果も、評価の材料としてよく使われています。
ただ、探究について面接で聞かれたとき、結果だけを話しても会話は深まりません。なぜその問いを選んだのか。どうやって確かめたのか。何が分かって、何がまだ分からないのか。こうした問いに本人が自分の言葉で答えられるかどうかが、探究を強みにできるかの分かれ目になります。
よくある3つのつまずき
- テーマが大きすぎる:「地球温暖化をどう止めるか」のような問いは、高校生が自分で確かめられる大きさを超えています。
- 調べ学習で終わる:本やインターネットの情報をまとめただけで、自分で確かめた部分がない探究は、面接で深掘りされると答えに詰まります。
- 他人の手が入りすぎる:文章や分析を大人が整えすぎると、見た目は立派でも、本人がその中身を説明できなくなります。
研究者が伴走すると、何が変わるか
- 確かめられる問いにできる:その問いが、手に入るデータや方法で本当に確かめられるかを判断し、高校生の手が届く大きさに絞ります。
- 言いすぎない結論にできる:データから言えることと言いすぎの区別や、ほかの説明の可能性の検討など、面接で突っ込まれても崩れない根拠の扱い方を身につけます。
- 研究の作法が身につく:文献の探し方と出典の示し方、研究倫理、学会の高校生発表のような場での見せ方まで、研究の世界の作法を一通り伝えます。
伴走するのは、株式会社コノラボ代表の小野純也です。博士(医学)で、診断薬メーカーで約19年間研究開発に携わり、学術論文は100報以上、国際学術誌PLOS ONEのAcademic Editorも務めています。経歴は企業概要でご覧いただけます。
「分かる」「出来る」を積み重ねる、問いラボ
研究と聞くと身構える生徒も少なくありません。そこで探究アカデミーでは、独自に開発したアプリ「問いラボ by コノラボ」を使い、小さな「分かった」「出来た」を積み重ねながら進めます。インストールは要らず、ブラウザで動きます。
データで確かめる力を、手を動かして身につける
問いラボのドリルでは、表やグラフを作るためのプログラミング言語Pythonを、基礎から練習します。1問ごとの流れは次のとおりです。
- 説明を読む。問題ごとに、使う命令の意味が書いてあります。
- 空欄を自分で書き換える。
- その場で実行し、表やグラフがすぐに出ることを確かめる。
- 迷ったら、ヒントを「考え方」「書き方」の順に開く。
- 正解の数が積み上がっていくのを見る。
エラーが出ても、それは失敗ではなく、直し方を学ぶ機会です。練習に使うデータは、生徒の関心に近い題材から選びます。野球の一球ごとのデータ、ペンギンの観察記録、都市の人口のデータなど、自分の研究に近いデータで練習するので、身につけたことをそのまま自分の探究に使えます。
問いの立て方も、型で練習できる
問いの5つの型
問いを深める3つの方法
型を知っていると、「何となく気になる」を、データで確かめられる問いに変えやすくなります。コードを書かずに、問いの考え方だけを練習するページもあります。
記録が残り、語る材料になる
問いカード、文献調査の記録(検索の記録、DOIからの出典の自動入力、信頼できるかのチェック)、研究ノート、指導者とのコメントのやり取りが、すべてアプリに残ります。面接で「どう進めてきたか」を振り返るとき、この記録がそのまま材料になります。保護者の方も、専用のアカウントで進み具合を確認できます。
要旨や発表原稿の下書きも問いラボの中で作りますが、文章は生成AIに書かせず、本人が自分の言葉で書きます。
コノラボがしないこと
- 志望理由書や発表原稿を、本人の代わりに書くこと
- 合格を約束すること
- 生成AIに文章を書かせること
探究の主人公は本人です。大人の手が入りすぎた探究は、面接で本人が語れなくなります。コノラボの伴走は、本人が自分の力で問いを立て、確かめ、語れるようになるための支援です。
いつ始めて、どう進めるか
総合型選抜は、高校3年の9月以降に出願し、11月以降に合格発表があるのが基本の日程です。探究の中身は、高校3年の夏までにできている必要があります。
高校1〜2年
問いを立て、文献で調べ、データで確かめる。
高校3年の夏まで
結果をまとめ、学会やコンテストで発表する。
高校3年の秋
出願と選考で、自分の言葉で探究を語る。
そのため、高校1〜2年から始めるのがおすすめです。中学生から始めることもできます。高校3年になってからご相談いただく場合は、すでにある探究を、本人が説明できるように整える支援が中心になります。
- 対象
- 中学生・高校生・大学生
- 形式
- Zoomによるオンラインの個別指導(1回約60分)。全国から受講できます。
- 頻度と期間
- 月2回程度が目安です。目標(学会の高校生発表、コンテスト、総合型選抜など)と時期に合わせて決めます。
- 料金の目安
- 発表までの数か月を月2回程度で伴走する場合、20万円(税込)程度です。内容と期間に合わせてお見積もりします。初回のご相談とお見積もりは無料です。
- 連絡
- 日程などの連絡はLINEやメールで、探究の中身のやり取りは問いラボの中で行います。保護者の方にも見える形を基本にしています。
よくある質問
文系のテーマでも大丈夫ですか。
大丈夫です。歴史や地理、社会のテーマでも、文献と公開されているデータを組み合わせれば、自分で確かめる探究になります。問いラボにも、都市の人口のような社会系の練習用データがあります。
プログラミングは初めてですが、ついていけますか。
問いラボのドリルは、Pythonの基礎から始まります。インストールは要らず、ヒントも2段階で開けるので、初めての生徒でも自分のペースで進められます。
学校の探究の授業やコンテストにも使えますか。
使えます。学会の高校生発表やコンテストを目標にする生徒もいます。学校の課題として提出するものは、学校のルールに沿って、本人の作品として仕上げます。
国際バカロレア(IB)の課題論文(EE)も相談できますか。
相談できます。ただし、EEには外部の支援についての厳しい決まりがあるため、学校の方針を確認したうえで、支援の範囲を決めます。
保護者も進み具合を見られますか。
見られます。保護者の方用のアカウントで、問いラボでの進み具合を確認できます。
株式会社コノラボ(神奈川県相模原市)は、研究者一人ひとりに伴走する研究支援の会社です。探究アカデミーは、その中高生・大学生向けのサービスです。まずは無料のご相談で、今の関心や学校の予定をお聞かせください。
無料で相談する探究アカデミーを見る参考にした資料(確認日:2026年10月29日)
- 文部科学省「大学入学者選抜実施要項」(総合型選抜の出願と合格発表の時期)
- 年内入試の動向③ 総合型選抜の実態から(リクルート進学総研・PDF)
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探究アカデミーの支援は、大学の合否を保証するものではありません。入試の日程や評価の方法は大学ごとに異なるため、必ず各大学の募集要項で確認してください。