厳しい指導は、どこからハラスメントになるのか
「これは指導なのか、ハラスメントなのか」。看護教育の現場で、この問いに立ち止まったことのない教員は少ないと思います。厳しく言えば訴えられるかもしれない。かといって何も言わなければ、学生は臨床に出られない。本稿では、この問いの立て方そのものを疑ってみたいと思います。白か黒
研究者の悩みに効く、実践コラムとお知らせ。
「これは指導なのか、ハラスメントなのか」。看護教育の現場で、この問いに立ち止まったことのない教員は少ないと思います。厳しく言えば訴えられるかもしれない。かといって何も言わなければ、学生は臨床に出られない。本稿では、この問いの立て方そのものを疑ってみたいと思います。白か黒
先に、相談先だけ書いておきます変更の可否と手続きを最初に知っているのは、多くの場合専攻の教務担当です。事務手続きの問い合わせとして聞けます。話しづらい場合は学生相談室から入っても構いません。学内で相談しづらい事情があるなら、学外の窓口もあります。指導教員を変え
先に、相談先だけ書いておきますいま困っているなら、記事を全部読まなくて構いません。多くの大学には学生相談室とハラスメント相談窓口があります。「これがハラスメントかどうか分からないのですが」という入り方で構いません。判断するのは、窓口の側です。厳しい指導なのか、
大学院でハラスメントに遭った学生は、日本に何人いるのか。この問いに答えられる数字は、存在しません。相談窓口が受理した件数はあります。ただ、それは被害の発生数ではなく、窓口まで届いた数です。そして、届かなかったほうが多いことは、すでに調査で示されています。同じ調査
先に、相談先だけ書いておきますいま困っているなら、記事を全部読まなくて構いません。多くの大学には学生相談室とハラスメント相談窓口があります。研究の相談でなくても使えますし、「どうしたらいいか分からない」という状態のまま話しに行って構いません。所在は、大学のウェブサイ
「大学院に行こうか」と考えはじめたとき、多くの人が最初に調べるのは大学院の一覧です。ところが、進学した人の話を聞いていくと、迷いの正体はそこにないことがわかります。自分は何のために行くのか――これが決まっていないと、どの大学院を見ても判断がつきません。本稿では、看護の現
「大学院の定員が埋まらない」――看護系の研究科で、よく聞く話です。ただ、指導にあたっている先生方に個別に伺うと、出てくる困りごとは少し違います。学生が来ないことよりも、来た学生を修了まで導ききれないこと。本稿では、働きながら学ぶ院生の1年目が消えていく構造をほどき、研究
「研究を続けたい。でも、指導してくれる人がいない。」――この相談は、想像されているよりずっと多く寄せられます。小・中・高の学校には教員の人材バンクがあるのに、大学院にはなぜ“教員バンク”がないのか。本稿では、その制度的な理由をほどき、海外の解法を眺めたうえで、いま研究指